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執筆者の写真川西ケンジ

東洋大学の学生達が下諏訪みらい塾とゼミ合宿を行いました

株式会社 PUTZ Network プツ・ネットワーク

 東洋大学担当先生と学生21人(男性6人・女性15人)は、令和6年8月5日(月)~7日(水)の3日間に亘って下諏訪みらい塾と「みんなで考えるまちづくり ~出会いをつくり、何ができるか語り合う~」をテーマにゼミ合宿(研修)をしました。


下諏訪みらい塾とは?


 下諏訪みらい塾は、「住民主体で地域や生活の課題を自由に話し合う場を作りたい」という思いから生まれ、町長公約と重なることから、総務課企画係と連携し、令和3年度に第1期が始まりました。


 「将来、町のリーダーになる人材が育ってほしい」という思いや、かつて、町の中に多くあった公民館由来の自主グループが少なくなるなか、「町の未来を自分事として考える広い視野を地域に広げたい」との思いを持って、住民・アドバイザーの上田 幸夫先生・町職員が一緒になり、みらい塾という場で「まち」について考え合う活動を行っています。


 住民が自主的、主体的に地域の課題を捉え、交流する中で改善に向け学び考え合う「共同討議の場」として令和3年度に立ち上げた「下諏訪みらい塾」。将来的に地域の多種多様な活動を先頭に立って引っ張るリーダーを輩出することもねらいとしている。


 「下諏訪みらい塾」の初年度の活動は、町公民館の講座の一つに組み込み、立ち上げメンバーを中心に、ふるさと、過去と現在、移住について、実際に活動されている方を講師に、課題として捉える視点や考え方や取り組み方などを学び、2年目からは各自が課題と考える事柄について調査やディスカッション等を行ってきた。現在は「若者の意識」、「移住・空き家」、「デジタルアルバム」、「本屋さん」の課題に対し、改善に向けた具現化のグループ活動に取り組んでいる。


 本合宿では、「下諏訪みらい塾」の活動に実際に加わっていただき、体験、交流、ディスカッションをとおして、一つの事例としての自主的、主体的なまちづくりの活動を知っていただくとともに、同じ大学に集った学生としての視点から提案をいただく事を目的としていました。


8月5日(月) 研修① 「本によるまちづくり」(本屋さんグループ)

 

 実際に「タカノマチ タウンラウンジ」として“本棚”を設置した「UMI COFFEE & LAUNDRY」へ行き、グループメンバーから活動の紹介を聞いた後、ワークショップを行いました。


◆ 本屋さんグループは、本屋さんが閉店等により地域からなくなる中、実際に本を手に取って読むことができる場所は図書館しかない現況から、本を「読むもの」だけでなく、出会いや交流、居場所のツールとして捉え、本が読める居場所づくりに取り組む。


6日(火) 研修② 「しもすわまちデジタルアルバムでまちづくり」(デジタルアルバムグループ)


実際にデジタルアルバムを活用したまち歩きを体験する。慈雲寺からスタートし、ポイントごと写真(デジタルアルバム)と現況の違いなどを比較しながら、また謂れなどを学びながらめぐりました。


◆ デジタルアルバムグループは、町立図書館が地域の歴史文化伝承を目的に、古い写真を地域資料としてデジタル化して保存するとともに、HP上で公開する「みんなでつくる下諏訪デジタルアルバム」事業の活用に取り組む。


研修③ 「中山道でまちづくり」


 実際に中山道を歩くとともに、長野県有形文化財(県宝)に指定されている「中山道下諏訪宿本陣「岩波家」」を訪れ、現当主の岩波太佐衛門尚宏さんから文化財を核としたまちづくりの活動の紹介を聞いた後、歴史文化のまちづくりをテーマとしたディスカッションを行いました。加えて数少ない看板建築の遺構である「旧矢崎商店」を訪れ、活用方法などについて考え合いました。


7日(水) 研修④ 「あなたが思うまちづくりとは?


東洋大学担当先生、ゼミ学生及び「下諏訪みらい塾」塾生によりディスカッションを行いました。


 少子高齢化と人口減、ICTの普及、小売店の減少、地域への意識とつながりの希薄化など、地域社会は大きく変化し、公民館分館など地域の役員のなり手不足、地域コミュニティの機能低下、子供や大人の居場所など、地域が抱える課題は深刻化している。


 一方で、この地の自然や歴史文化、住民性などに魅力を感じ、移住されてくる方により、また住民が融合し、新たな関係性、地域性が育まれている。


 住みやすいまち・住みたいまち・住みたくなるまちとはどのようなまちでしょう?合宿を通じて、また地方と都会で暮らしてみて、感じたこと、思ったこと、考えたことについて、語り合っていただきました。


 下諏訪みらい塾の塾生の大半が中高年であり、考え方やアプローチに偏りが生じてしまっています。それは、塾生たちも承知しており、改善したい気持ちでいます。しかし、若い世代の人たちが下諏訪みらい塾の活動に興味がない事が1つの大きな課題であるとしています。そんな中で若い世代である上に様々な地域を出身地としている東洋大学の学生達の意見は、とても重要だけではなく、重宝であるとして大切に取り扱う必要があります。


 様々な意見が飛び交う中で下諏訪みらい塾としての情報発信力の無さが厳しく指摘されました。


薄々気付いていた塾生たちは、以前より担当課である公民館にお願いをし、活動開始から3年目にして公式ホームページの作成をしていただいていました。



 しかしながら若い世代からすると不十分であると痛感しました。やはり力を入れるべきは、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サイト)であると教えてもらいました。下諏訪みらい塾の各種塾生たちは、それを知らなかった訳ではありません。知りつつも苦手意識から遠ざかっていました。


 下諏訪みらい塾は、これでも大人の集まりであり、大事な目的を抱える集団である為、今回の提案をしっかりと受け止め、SNSに挑戦する運びとなりました。


 そこで、ある程度SNSに関する知識がある「川西ケンジ氏」が各種登録とプロフィール作成を担当する事となりました。


 始めに、ブランディングを目的としてロゴを作成。


株式会社 PUTZ Network プツ・ネットワーク

 様々な異なる考え方の人たちが力を合わせるて下諏訪町の未来を守るべく輪を作り、外国籍の方にも参加がしやすい様に漢字の他ローマ字も加えて、制限の無い連携の広がりを示しています。


 次に様々なSNSに登録。








※作成者である川西ケンジ氏が現段階でビジネスオーナーとなっている関係で個人の自宅を所在地としています。その関係で「岡谷市のボランティア団体」と表記されますが実際には、下諏訪町のボランティア団体である。今後の登録住所を塾生の皆様で決定した後に変更となりますのでご承知おきください。


株式会社 PUTZ Network プツ・ネットワーク

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