長野県多文化共生相談センターは、令和元年(2019年)10月1日、県内に在住する外国人及び外国人を雇用する事業者等が必要とする情報や相談場所に迅速に到達できるよう、情報を一元化し発信するためのWebサイトが作成されたと共に、多文化共生相談センターが正式にオープンされました。
長野県多文化共生相談センター: https://www.naganoken-tabunka-center.jp/
2023年(令和5年)8月21日に弊社の代表取締役社長である私が掲載させていただく運びとなりました。
これを機会により多くの外国人が紹介され、多文化共生に関わる施策が一つでも多く現実味を帯びて行く事を願い、共に多文化共生社会の実現のために弊社の取締役としてのみならず、様々な機関・自治体、団体等で通訳・翻訳・多言語相談・外国籍児童や生徒の支援等の業務を通じて一生懸命頑張っている「菊池ジョセリン」様にも掲載させていただく機会をいただけないか長野県多文化共生相談センターの管理部署に相談させていただきましたところ、快く許可をいただきました。
せっかく長野県多文化共生相談センターのホームページ・長野県で活躍中の外国人ページに掲載されましたので皆様にご確認いただければ幸いです。
このまま閲覧したい方々の為に画像としても共有させていただきます。
最後に、画像では翻訳ソフトが使えにくい事もありますので下記にて文書形式でも共有させていただきます。
長野県で活躍中の外国人
菊池 ジョセリンさん
はじめまして、菊池 ジョセリンと申します。1990年、出稼ぎとして初めて日本に来ました。何度か来日し、3回目に来た時に同じ職場の男性と出会い1994年に結婚。男の子3人に恵まれ残念ながら三男は病気で、2歳半で亡くなりました。今現在、夫、長男、私と義理の母4人で暮らしています。次男は仕事の為、東京で一人暮らしをしています。85歳の義理の母を看病しながら仕事をしています。最初は文化の違いで戸惑い、時には泣くこともありましたが、家族や周りの人々のおかげで、今では、小・中学校の児童・生徒の支援、各方面にて通訳など、忙しい日々をおくっています。これからも大好きな長野県の地域や人々に、少しでも恩返しが出来るよう頑張っていきたいと思います。
名前:菊池 ジョセリン
滞在年数:29年
出身国:
フィリピン共和国:フィリピン共和国は東南アジアに位置する島国です。フィリピン諸島には、干潮時には7,107の島があり、満潮時には7,100の島があります。気候は一年中暑いですが日本と違い湿度が低くカラッとしています。トロピカルフルーツが豊富で、日本でも知られているバナナ、ドリアン、マンゴスチンなど沢山の美味しいフルーツが収穫できます。フィリピン料理は主にエスニック料理です。豚肉のブロックをしょうゆ味で煮たアドボ、酸っぱいスープで野菜と肉や魚などを入れたシニガンスープが人気です。
趣味:
趣味は、家のテレビで映画観る事と、最近、はまっている観葉植物です。仕事から帰宅して、疲れた体を少し休ませるため短い時間でも映画を観ます。私にとっては一番の楽しみです。去年、築40数年の我が家をリフォームした時に、東京に住んでいる息子にプレゼントとしてもらった大画面の液晶テレビで、家事や仕事の合間にソファーでリラックスして映画を観ていると、仕事や家事の疲れを忘れてしまいます。この時が至福のひと時です。また、観葉植物も植物の緑を見ることで気持ちが落ち着くので好きです。
私の好きな長野県:
自然・絶景・神社仏閣・城・美術館・博物館などたくさんあり、まったく飽きません。日本アルプス、八ヶ岳などの山々に抱かれ、自然の宝庫である長野県。春夏秋冬、様々な装いを感じられるので私は好きです。その中でも秋の紅葉が私は大好きです。私のおすすめは、春は高遠の桜、夏は諏訪湖の花火大会、秋は蓼科の紅葉、冬は北アルプスの雪景色など、まさに長野県で各シーズンの魅力が味わえるところが大好きです。それから食べ物、長野県と言えば、そば・五平餅・うなぎなど、野菜や果物、りんご・ブドウ・桃・スイカなどすごく美味しく1年中楽しめるところです。
私の好きな日本語:
好きな日本語は、“いただきますとごちそうさま”です。この言葉が好きになった理由は、フィリピンでは、ごはん食べる前に静かに感謝の言葉としてお祈りをします。そのあと、手を合わせて無言でお辞儀をしてから食べます。これが、私達の“頂きます”のサインです。同じくごちそうさまも手を合わせてお辞儀をする。これが“ごちそうさま又は頂きました”のサインです。一方日本では、手を合わせて「いただきます」、「ごちそうさま」と声を出して言います。生き物の命をいただくという感謝の言葉を声に出して言うということは大事なことだと、日本に来た時に思いました。こういう文化はフィリピンにはないので、好きな言葉です。
プロフィール:
以前は、スーパーで主にレジ業務を任されていました。多文化共生はおろか、通訳・翻訳等の業務に関して知識が全くなく、深く意識もしていませんでしたし、自分の日本語能力も自信がありませんでした。現在は、多言語サポート支援サービスで多文化共生を実現する会社「株式会社PUTZ Network プツ・ネットワーク」で取締役兼タガログ語・英語を担当しています、当社の代表取締役社長を務める川西さんとの出会いこそが自分自身を含め日本に在住する外国人の皆様の現状を知るきっかけとなり、多文化共生にかかわる業務に興味を持たせ、現在の業務が出来る様、サポートをしていただき今に至ります。また、個人として様々な機関・自治体、団体等で通訳・翻訳・多言語相談・外国籍児童や生徒の支援等の業務もさせていただいています。詳しくは、下記のリンクでご確認ください。
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